厳選された原材料とフランスの伝統的技法により造られたアルコール度数60%のトリプルセックです。
オレンジピールの香りをじっくりと抽出した華やかな芳香が特徴的です。
60%のコンサントレタイプです。スッキリとしたノンシュガータイプです。
商品名 | ティテルーズ・トリプルセック |
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アルコール度数 | 60% |
原産国 | フランス |
容量 | 1L(ビン) |
高濃度アルコール度数60%
より濃厚な香味を持たせるためにコンサントレタイプとし,アルコール度数60%という高濃度に作り上げました。また、ドライでキレのある風味を追求するため余分な成分を排した、ノン・シュガータイプです。
例えば、ラム、ブランデー、キルシュヴァッサー等のオードヴィーや、柑橘類、ベリー系、薬草系のリキュール等にブレンドしてオリジナルの味を出してみるのも面白いでしょう。
また、フルーツのピューレ等をブレンドしてオリジナルの自家製リキュールも手軽につくることができます。
機能性の高いトリプルセック
ティテルーズ・トリプルセックはその上品で繊細な香りを持つ特徴から、隠し味としても使いやすく、オレンジ以外の様々なフルーツにも合わせられ、お菓子に軽さや爽やかさを出して美味しく仕上げてくれます。
- 【軽さ】味にキレを出す、軽さを出す
- 【後味】ベタつく甘さを抑え、キレの良いスッキリとした後味に仕上げる
- 【香り】香りの広がりを良くする
- 【爽やかさ】爽やかな雰囲気や風味を出す、フルーツのフレッシュ感を引き立てる
- 【風味改善】素材をなじませ、風味に一体感を持たせる
フルーツはみずみずしさやフレッシュ感を想像しますが、中にはお菓子にすると甘さがベタついたり重たく感じてしまうフルーツもあります。
また、クリームや生地を合わせると全体が重たく感じてしまう時もあります。
そういった場合、ティテルーズ・トリプルセックを隠し味にお使いいただくと、全体の風味に軽さを持たせてくれ、フルーツのフレッシュ感を引き立てることができます。
また、焼き菓子の生地に混ぜて焼いたり、アンビベシロップとしてお使いいただいても、生地に軽やかさを出してくれます。
こんなお菓子の悩みに効果的です
「軽い味わいにしたいのに、甘さが重たく、くどくなってしまう」
「美味しいのに、後味の甘さが気になる」
「香りの広がりが悪い、香りに華やかさや余韻が無い」
「フルーツのフレッシュ感を出したいのに、甘さがベタついて邪魔する」
「メロン、マンゴー、ライチで夏の爽やかスイーツにしたいのに、スッキリしない甘さになってしまう」
スイーツに軽さを出したい場合はもちろんのこと、夏らしい爽やかな雰囲気づくりがとても上手いトリプルセックです。
130年以上の歴史のあるジョゼフ・カルトロン
フルーツリキュール、オードヴィを追求してきた伝統メーカー
フランス革命(1789年~1799年)の最中、カルトロン家は西フランス・ヴァンデの地から戦争の影響を逃れ、安住の地を求めてフランス東部ブルゴーニュ地方のアルジーへと移住しました。以来200年以上もの間、カルトロン家はブルゴーニュ地方に定住し、経済面や政治面で地域の発展に貢献することとなります。
1870年代、カルトロン家はアルジーから数キロ離れたニュイ=サン=ジョルジュへと生活の場を移し、1882年にジョゼフ・カルトロンが家業を起こしました。
当時はレモネードとソーダの流通を手掛け、同時にブルゴーニュ地方でよく採れるベリー類のリキュールやマラスキーノ、カカオリキュールなどを自ら製造し販売します。
これが現ジョゼフ・カルトロン社の始まりです。
1882年の創業以来、フルーツリキュール・オードヴィ事業に特化し、経験を重ね香りと味を追求してきた、世界に誇るリキュールメーカーです。
フランス・ブルゴーニュのニュイ=サン=ジョルジュに拠点を置き、フランス市場のみならず世界市場へも発信を続け、世界的にも非常に高い評価を得ています。
現在は五代目で初の女性経営者であるジュディス・カルトロンが経営を担い、家族伝統のレシピとノウハウを守り続けながらさらなる成長を続けています。
誕生と名前の由来
1977年、既に100年以上の実績を持つジョゼフ・カルトロン社は長年に亘るリキュール・オードヴィ製造のノウハウを生かし、宏洋(株)のプライベートブランドである「ティテルーズ・トリプルセック」をプロデュースすることとなります。
ブルゴーニュはワインの産地としても有名ですが、質の良いカシスなどのベリー類や洋梨なども収穫され、創業当初から地元の新鮮なフルーツを使いリキュールを製造するジョゼフ・カルトロン社は常にフルーツの生育状況や最適な収穫のタイミングに目を光らせています。
その長年の経験から、質の良いフルーツを選別し製造に活かすノウハウが築かれ、透き通るように爽やかでフレッシュなオレンジピールの香りが生きたティテルーズ・トリプルセックの製造レシピが作られました。
このオレンジピールの透き通るような爽やかに広がる香り、それを最も表現してくれるブランド名の考察に入りました。
採用されたブランド名は「ティテルーズ」、フランス古典期のバロック音楽時代のオルガン音楽の先駆けとなったクラシック作曲家・オルガン奏者であるJean Titelouze(c. 1562/63 – 24 October 1633)から名前を貰いました。
オルガンの透き通るような優しく響きわたる音と複雑な音のハーモニー、これをオレンジピールの広がる香りとイメージを重ねています。
作曲家Jean Titelouzeに始まり、オルガン音楽は17世紀後半のルイ14世の時代に全盛期を迎え、多くの作曲家たちがベルサイユ宮殿礼拝堂の華やかな舞台で活躍しました。
ティテルーズは「華やかな時代の始まり」という意味も込められた名前でもあるのです。
トリプルセックとは
トリプルセックとは「三回蒸留」の意味で、キュラソーやグランマニエ、コアントローもトリプルセックに含まれ、代表的なオレンジリキュールとされます。
トリプルセックが発明されたのは1834~1849年と言われており、世界に広まったのは1878年にパリで開催された国際展示会Exposition Universelle of 1878においてでした。
そこでは数社の蒸留所がトリプルセックを”Curaçao triple sec”(ドライキュラソー)として、従来のオレンジリキュールを
“Curaçao doux”(スイートキュラソー)と区別して展示していました。
本来はビターオレンジの果皮を水に浸漬(しんし)し,アルコールを加えて,蒸留,再留して造ったもので,この間,秘密の処方により香草などが加えられたが,いまはラムやブランデーを基酒とするものもあります。
オレンジキュラソーと比較して甘みを抑えたものをトリプルセックと呼んでいます。
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